サイトアドレス移転後のページリダイレクト、1番簡単な方法は?SEO対処法も

こんにちは、キリカブです。
WebサイトやWebページを、別のURLに飛ばしたいときってありますよね。
方法はいろいろありますが、.htaccessはその中でも1番手軽に、リダイレクトに加えてURLの書き換えもできるサーバーの設定ファイルです。
Wordpressでも、サイトまるごと引越しの場合、引越し前と後でディレクトリ構造(Webページの場所の位置関係)が同じならば、ドメインフォルダの中(ドメイン直下)に複数行書いて入れておけば、プラグインなしで簡単にリダイレクトできます。
ページリダイレクトの手段
1)html metaタグでの設定
メリット:HTMLでできるので簡単
デメリット:全てのページのヘッダーに入れるので、大規模サイトには向かない
2).htaccessでの設定
メリット:サイト全体の移転、ページ毎の移転など柔軟に対応できる
デメリット:ファイル作成は簡単だがデリケートなので、失敗すると元のサイトが表示されなくなる
3)phpでの設定
メリット:javascriptを使用しない設定のブラウザでも使用できる
ディレクトリ設定(ファイルの位置関係)が元と後で違っても設定できる
デメリット:ページ毎に振り分けが必要なので大規模サイトには向かない
4)javascriptでのリダイレクト
メリット:ユーザビリティの高い柔軟的な対応ができる
デメリット:ユーザー側でjavascriptをOFFにする設定をしていた場合、表示できない。
ページ毎に設定しなければいけない。
.htaccessによるリダイレクト
今回は.htaccessによるリダイレクトを行いました。
サイト全体の引越しだったので、用意する.htaccessファイルは一枚で大丈夫です。
いつもこのファイルを作る時は、コードエンコーディングが間違っているのか、エラーを出してサイトが真っ白になる事もよくありました。
が、今回はとても便利なサイトを発見しました!
こちらのサイトでは、サイト移転を含む様々な.htaccessのコードを自動作成してくれます。
「コードを作成」をクリックしたら、「生成結果」をコピペして、テキストファイルに貼り付けるだけです。
元サイト、そのままではダメなの?
古いサイトをそのままにしておいたら、特にページリダイレクトの設定はしなくてもいいのでは?という人もいるかもしれません。
答えは、引越し元の古いサイトをそのままにしておいてはいけません。
理由は以下の通りです。
②検索エンジンのクローラーに、ページが移転になった事を知らせるため。
③今までの検索の実績がもったいない。
サーチコンソールでアドレス変更の処理をする
Serch Console(サーチコンソール)は、Google のサイト管理ツールです。
サイトを作ったり新しいページを追加した際に、サーチコンソールに登録しておくと、グーグルのクロームがページを見つけることができるようになります。
詳しくはこちらをご覧ください。
サイトアドレスを移転した場合、サーチコンソールでもその対応をした方がいいです。
こちらに詳しい方法が載っています。
アドレス変更ツールの使用|Search Console ヘルプ
こんな場合はサーチコンソール登録だけでOK
以下の場合はサーチコンソールにさえ新しいサイトを登録すれば.htaccessなどのリダイレクト処理を行う必要はありません。
ページ単体のアドレス変更
サイト全体ではなく、一部のページのアドレス変更の場合、Google サーチコンソールのFetch as Googleで新しいページ登録をすれば、勝手にリダイレクト処理してくれます!